ブライダルインナーの基礎知識 2
ウェディングドレスにまつわるブライダルインナーの特徴と魅力
結婚式という特別な日に着るウェディングドレス。より美しく着こなすには、ブライダルインナーが必要不可欠といっても過言ではないでしょう。
欧米で生まれたウェディングドレス
ウェディングドレスは、もともと欧米でできた
衣装です。
欧米人は立体的な丸みのある体型で、メリハリのあるボディラインをしています。ウェディングドレスはそのシルエットが美しく見えるように作られているため、肉付きが薄くほっそりと小柄な
日本人の体型
では着こなすためのボリュームが足りません
。
日本人がウェディングドレスを美しく着こなすためには、「ふっくらとしたバストが高い位置にあり、ウエストはくびれ、ヒップにボリュームを出す」といった補正が必要ということです。
補正効果が高く、シンプルなデザインが特徴
ウェディングに普段使いの下着を着用される方もいらっしゃいますが、もともと花嫁様を美しく見せるために開発されたブライダルインナーとは目的が違いますので、当然のように見え方も違ってきます。
普段着用している一般的な下着では、ウェディングドレス本来の美しさを表現できない可能性があるのです。なかには補正効果のある下着もありますが、格段に補正効果が高いのがブライダルインナーです。
また、ウェディングドレスに響かないように、装飾のないシンプルなデザインや肌なじみの良いカラーが多いのもブライダルインナーの特徴です。
胸元のボリュームアップとくびれを作るブライダルインナーの魅力
ブライダルインナーは特殊な構造になっており、胸元のボリュームをアップさせたり、ウエストラインをきれいに見せたりといった効果があります。
痩せていて胸にボリュームが少ない方でも、ブライダルインナーを着用することでバストトップのボリュームが格段にアップ!
ふくよかな体型を気にされている方には、ウエストをしっかりと引き締めてくびれを作る効果があります。
このほか、太ももとお尻の境目を作ることで美しいヒップラインを作ります。
このようにウェディングドレスをキレイに見せるための格段の補正効果を持つブライダルインナーは、ドレスの一部として考えても間違いないでしょう。
ウェディングドレスによって変わるブライダルインナーの種類
ブライダルインナーといっても、種類にはさまざまなものがあります。
体型でのお悩みや、着用するドレスデザインに合わせて最適なものを選びましょう。
例えば、「バストのボリュームがほしい、くびれがない」とお悩みの花嫁様には
セパレートタイプがおすすめです。
セミロングブラと
ウエストニッパーで、
それぞれのお悩みの部分を補正します。
ただし、セパレートタイプではブラとウエストニッパーが重なる部分が出てくるので、ボディラインを強調するようなドレスでは一体型のビスチェタイプのほうが最適です。
このほか、妊娠中の花嫁様にはおなかを締めつけないマタニティタイプ、キュッとあがったヒップラインを作りたいのであればガードル、足さばきを助けお着替えの際のマナーとして必要なタップパンツ(フレアパンツ)もあります。
幸せな花嫁様をより美しく演出してくれるブライダルインナー。
当日は、最高の笑顔で一日を迎えられるよう準備をしておきましょう。